最終更新: skywalker_laurence 2016年07月24日(日) 10:45:34履歴
工業、つまり工場および産業的に生産設備で原料から産み出される交易品の総称。詳しくは工業品の項も参照のこと。堅いものは鉄から、柔らかいものは乾燥果実などの嗜好品(厳密には工場生産品)まで、工房・ある程度の工場などの生産設備を介して産出されるものはほとんどがすべて工場生産品である。乾燥果実などの食品の加工工房などとは工業的なもののそれとしては一線を画すべきであるとは思うが、それと同時にある程度の手間をある程度の施設においてかけるということは工業生産品の定義そのものであるということはまず認知しておかなければならない。その上で工業生産品とは何かを具体的に何かを定義するのであれば、「設備を通じて生産されるもののうち特に工業的であるもの」を指す。すなわち具体例を挙げるのなら鉱業、採掘業、林業、採取精製業であるし採取精製業には酒造と乾燥果実などの自然産物および農産物原料のものも一部含まれる。特に酒造、酒類?などの場合はその生産効率と画一性から工業生産品に類されるのであるが、厳密には工業生産品といった場合には鉱業、採掘業、林業、それに砂金や貴石などの採取精製業があたると思ってもよい。採取精製業の場合は厳密にはピッチやタール、植物油など比較的自然な産物からの精製業を指す場合がほとんどであるが、場合によっては広義の場合は砂金や貴石などの高貴な採取物、いわゆる採掘業とも一致するものがあるがそういったある種の産業の副産物的な産物を扱う産業を指す場合も多い。いわゆる自然産物がその対象なのであるが同時にそれらが無機的な鉱物であるかあるいは有機的な生命由来の産物であるかはおいておいてそれら工業的な精製が必要なもの含めて両方を指す場合がほとんどである。画一的に定義するのなら、「設備を通じて生産されるもののうち無機的、有機的なものを含めその両方が工業的なもの」ということになる。つまり採掘・伐採していようが採取していようが鉱物だろうが食品だろうが画一的には工業生産品に分類されるのであるが、そのわずか明確な違いといえば食べられるものであるか、そうでないか、ということだけである。食べないものであれば工業品であるし食べられるとすれば採取品?であり食品加工品?、あるいは嗜好品?である。採取品についても食品と鉱物に分類することができるが、ここではそれはおいておくとして採取品のうち果実などの嗜好品については特に食品に近いものになる。まぁ工業生産品に分類されているのはそもそもその効率などの生産性や工業的画一性によるものであり、食品か鉱物であるかについては明確に分類の対象になっているわけではないことをまず留意しておいていただきたい。その上で嗜好品とは何かを定義するのなら特に果実などの場合も含め「採取された物品のうち、食品ないし食用品である」ということがひとつの明確な基準となる。鉱物の場合は残念ながら工業品になるので嗜好品とは違うのだが、それでも砂金や貴石などの場合は採取品で鉱物であっても嗜好品に(?)分類され得るので一般的には食べられるかどうか、というひとつの明確な基準が必要である。つまり食用に適するものが(ちなみにタバコなどの場合は口から吸入するのでここでは同一とみなす)嗜好品でそうでないものはみな鉱物かあるいは工業品なのである。
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